ノーザンダンサーの血をもたない貴重な血脈

 

一口馬主クラブとして、

現在では一番の勝ち上がり率を誇るキャロットクラブに、

初めて重賞をプレゼントしたのがハットトリックです。

2005年のマイルCSと香港マイルを制覇し、

同年のJRA最優秀短距離馬に選出されました。

引退後は、異国の血・米国に渡り、

2008年から種牡馬生活をスタートさせました。

母国から求められていたサンデーサイレンスの貴重な血、

そして当時でも珍しいノーザンダンサーの血をもたない種牡馬として、

初年度から多くの繁殖牝馬を集めました。

翌年生まれた初年度産駒から仏国GⅠ2勝のダビルシム、米国GⅠ勝ちのキングデビットを輩出し、

その後も南米を含め、世界中のビッグレースを制する産駒を送り出しています。

米国での修行時代に2度、

供用されているゲインズウェイファームで本馬を見たことがありますが、

無駄肉の付かない筋繊維が浮き出るような美しい馬体には惚れ惚れしました。

産駒は当歳から全身の形が良く、好きでした。

現地の生産者からも大人気で、

「I Love Hat trick !!!」と、毎年自分の繁殖牝馬数頭に交配している方々も珍しくありません。

 

産駒の日本での活躍が待ち遠しい

 

毎回、米国でのセリのカタログ本を読むときは、

本馬の産駒が出ているか気にして見ています。

現在、11月に米国・キーンランドで行われるセリ市のカタログを見ているのですが、

ハットトリック産駒が上場されています。

当歳馬と繁殖牝馬の混合のセリ市で、全部で4507頭が上場予定になっており、

さすが米国!!頭数、スケールが違うなーと思わせられます。

さて、本セールにて本馬の産駒の当歳馬の上場予定は残念ながらありませんが、

Book3に2頭の繁殖牝馬が上場される予定になっています。

 

1頭は、甥にケンタッキーダービー馬のビッグブラウンがいる血統馬です。

2011年に交配されて誕生した産駒ですが、

期待されていることがうかがえます。

 

私はハットトリックの一口馬主会員ではありませんが、

実際に出資していた方は産駒がクラブ馬として募集されるとなったら、

注目することでしょう。

いいえ、それ以上に産駒に出資したいという方々の方が多いのではないでしょうか!

これまでに5頭の産駒が日本に輸入されて走っています。(netkeiba.comによると)

自身が日本で結果を出しているので、

日本の高速馬場を得意とする産駒は今後も出てくるはずで、

もっと結果を残せる産駒が輸入されてもおかしくありません。

自分がクラブオーナーだったら、良い産駒を探してきて、

日本で是非とも走らせたい!と、勝手に思ってしまいます。