ディープインパクトに負けない破壊力

 

初年度産駒から牝馬三冠馬のアーモンドアイ、マイルC勝ち馬のステルヴィオを輩出し、

2世代目の3歳世代からは皐月賞馬サートゥルナーリアが出て今最も勢いのある種牡馬と言っても過言ではないロードカナロア。

他にもファンタジスト、イベリス、ヴァルディゼール、ケイデンスコール、ダノンスマッシュという5頭の重賞勝ち馬を送り出しています。

生産地で驚きだったのは、今年の種付け料が1500万円に上がったことです。

先行投資の競馬事業ですが、なかなか1500万円という額は重く、

誰でも自分の繁殖牝馬に交配できるわけではありません。

逆にロードカナロアにとってはより一層選ばれし繁殖牝馬との交配が可能になったというわけです。

2歳戦から産駒は活躍し、3歳になってからもその成長は止まることなく結果を出し続けています。

近年、ディープインパクトが種牡馬として別格の位置にいましたが、

それに待ったをかけるのは、この馬しかいないというところまできています。

わずか2世代しかデビューしていない中でこれだけの成績を残すのはとんでもないことです。

 

チャンスはさらにやってくる

 

さて、先日ディープインパクトが今年の交配を見送ることが発表されました。

これにより、ディープインパクトを配合する予定だった良質の繁殖牝馬の相手がロードカナロアに替わることが予想されます。

これは本馬にとってとんでもないチャンスとなるでしょう。

 

重賞勝ち馬の共通点

 

本ブログの「【POG戦略】産駒全体がどれだけ走るか ~種牡馬のアーニング・インデックスから読み解く~」の項で、

産駒の重賞AEIが高いことをお伝えしましたが、

重賞における安定した成績を残す産駒の特徴について、ここまで一つの傾向があります。

同産駒のJRA重賞16勝のうち、15勝は前走1着か2着の馬なのです。

さらに重賞の2、3着も計8回のうち、6回が前走1着か2着の馬。

しっかりと上のクラスでも走れる安定した成長力をもち、むらがない血統と考えられます。

本日東京競馬場で行われるNHKマイルCには5頭の産駒が出走します。

前日時点での人気上位3頭グランアレグリア、アドマイヤマーズ、ダノンチェイサーの3頭に待ったをかけるのは同産駒ではないでしょうか。

前走ファルコンS(GⅢ)2着のグルーヴィット、アーリントンC(GⅢ)勝ち馬のイベリスに注目です!

 

最後に、現役時代のロードカナロアの関係者がこう語っていた逸話があります。

「決してスプリンターではない。2000mでも高いパフォーマンスを発揮できる馬。」

産駒がクラシックディスタンスで今後活躍する可能性は高いかもしれません。