はじめに

 

これまで前肢のコンフォメーションについて18記事に及び解説してきました。

それほど健全性において重要なパーツなのですが、

19回目の今回お話する内容も「少しでも長く活躍する馬を選びたい」という方にとって、

聞き逃し厳禁の大事な内容になっていますのでお付き合いください。

 

体重を支えるクッションの役割

 

 

馬が立っている状態で、体重の3分の2の負荷が前肢にかかっています。

管と繋の間に位置する球節は、一方向(一軸性)にのみ運動が可能な関節で、

動くときになど体重がかかった時に、

側面から見ると沈み込みます。

下の動画をご覧ください。球節の沈み込み(沈下)がわかるかと思います。

 

 

過伸展して沈下し、衝撃を消散させています。

 

競走能力と健全性のどちらを優先するか

 

ポイント

・大きすぎる球節には要注意

・球節と繋は真っ直ぐが理想(正面から見た場合)

・競走能力よりも健全性に関わる

 

側面から見た時にこの球節部分がボコっと大きいものはあまり良い印象はもちません。

 

 

後ろの部分には種子骨と言われる骨があり、

そこに靭帯や腱(上の写真を参照)が付着して懸垂作用を生み出して、

上から(体重)の衝撃を吸収し、前方に身体を推進させる役割があるので、

小さすぎる球節はこれらの靭帯・腱組織が付着する十分なスペースがありません

よって、細くひ弱な組織であることが予測されます。

ただし…

逆に大きすぎる、やけに大きく見える球節はその周囲の組織が炎症をおこして腫れているという可能性があるので注意しましょう。

これは側面からだけでなく、これまでもたくさんお伝えしてきている通り、

正面から見て大きさをチェックすると良いです。

 

 

どのくらいの大きさが小さいのか、もしくは大きいのかということですが、

言葉で説明するよりも実際の1歳馬の立ち写真を見ておもらった方がわかりやすいと思います。

後に活躍している馬の脚元に着目してください。

これまで本ブログを見てくださっている方は、何度も前肢について自ら見てこられたと思いますが、

この部分においても見れば見るほど理想のものがわかるはずです。

そして、最後にもう一つ重要なことをお話します。

球節と蹄部分の間に位置する繋との関係ですが、

正面から見た時に、

球節から繋にかけてのラインは真っ直ぐであることが理想です。

上の写真は実はわずかですが、両前肢が球節から繋にかけて外に向いています。

これを外向と言います。

 

 

こちらは真っ直ぐですよね。

最初の方でお伝えしましたが、

この関節は一方向(一軸性)にのみ動きます

よって、球節の繋を結ぶ角度が真っ直ぐでなければ…

関節部分、もっと詳しく言うとこの部分を形成している腱・靭帯に余計な負荷がかかり、

負担が増します。

炎症がおこったり、先述した種子骨が付着している靭帯に過度に引っ張られ、

骨折するケースもあります。

実際に重度の外向の馬が、デビューから連勝し、能力を発揮していたのにもかかわらず…

種子骨を骨折、または靭帯炎で長期離脱するケースを私は経験しています。

いくら能力があっても故障するリスクはこういった馬ではあります。

私自身、多少の外向は気にしないのですが、

ひどいものはいくら他のコンフォメーションが良く能力が高そうであっても買いません。

しかし、全ての馬が故障するわけではないので、

能力とは異なるものなので、リスクの承知の上で買うというのも一つの考えとも思います。

皆さんの今後の馬選びの参考になれば幸いです。

 

 

 

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