活動的な耳が好印象

競走能力に耳の大きさは関係ないと言われているが……

 

馬の耳はよく動きます。左右を独立させて前方と後方に180度回転させるように動かし、音を捉えています。

精神状態が落ち着いているときは前方に(耳の穴が向く方向)、不安や嫌な気持ち、威嚇や攻撃体制にあるときなど落ち着かない精神状態のときは後方に向きを変えます。

 

ポイント

知性、敏捷性、そして周りで起こっていることへの関心の表れ

・大きすぎる耳は要注意

 

周囲に注目するものがあると、反応よく耳を動かします。好奇心の表れであり、知性、敏捷性が伺えます。

ただし、常に耳を動かし続けている姿から、神経質な性格を感じとることもあります。

実際にクラブツアーでの展示の際に、馬は多くのお客様が目の前にいることで、普段と異なる環境を感じ取り、落ち着かない精神状態になる馬も多く、頻繁に耳を前方後方に動かす馬がいます。

そんな中、適度に耳を動かし落ち着いている馬がいます。そういう馬には好印象を持ちます。

また、昔から耳の大きさは馬の能力には関係しないと言われていますが、私自身の経験やこれまで活躍している馬の特徴をみる限り、大きすぎる耳には良い印象を持ちません

大きすぎる、または小さすぎる耳は、馬の頭を小さく、または大きく見せます。

耳が大きいのか顔が小さすぎて顔のバランスとして相対的に耳が大きく見えるのかもしれませんが、そういった印象をもつ馬は慎重に考えます。

上の写真の馬は、顔も大きいですが、耳も大きいです。

種牡馬の顔写真を見ると非常に勉強になるので、オススメです。

走る馬は、顔のバランスがとても良く、今回の耳の大きさや、表情など、良くない印象をもつ馬はあまりいません

耳だけで出資するかどうか判断する必要はないかと思いますが、どこか頭の片隅に入れておいてもらえたらと思います。