これから、馬体における各々の部位のコンフォメーションについて具体的に解説していきます。

最初は、頭と首について何度かに分けて解説していきます。

 

頭・首なしでは動けない

 

皆さんは、1歳馬を評価する時に、頭と首を気にして見ていますか?

馬体から「走る・健康な馬」を見つけようと、私が真剣に馬を見始めた当初(15年近く前)、この部位に関してはほとんど気にしていませんでした…(笑)

単純に、小さな頭の方が軽くて、スピードに乗りやすいのかな、など当時は想像していました。

ですので、偉そうに解説することはできないと感じていますが、走る、そして身体を動かすことに、この部位の作用は不可欠な存在で、毎日馬を見ている者として、ここは大事だと感じることが多いというのが本音です。

 

ポイント

・体の大きさ、体重、長さにつりあう(バランス良い)頭

・馬の頭は長くて重く、首とともに振り子運動をしながら上半身の動きのバランスをとり、後肢の臀部のバランスも維持しながら速度や方向を調節している

・頭の長さは、首の長さより長くない方が良い

 

(※赤線→頭部分、青線→首部分、黄色〇→キ甲)

頭の長さとは、上唇から後頭部までの長さのことで、首の長さとは、耳のすぐ後ろからキ甲(黄色い〇部分)までの長さのことです。

この2つのバランスは大事です。

また、馬の頭は、大きな鼻腔と強い歯を収容するのに十分な長さが必要です。

口から呼吸ができない動物なので、鼻からの呼吸のみ行われていて、しっかり実行できるかどうか競走能力に影響します。

 

では、今日はこの辺で!次回に続きます。