日本時間の今朝行われたサッカー日本代表(西野ジャパン)対ベルギー代表の試合結果が、悔しくてたまらない。

予選リーグ、そして決勝トーナメントでもランクキングが上の相手に対して勝利をおさめるジャイアントキリングが今大会は多く、

ランキング世界3位の相手でも、今の日本代表の選手たちならやってくれるだろうと、ベスト8の壁を切り開いてくれるだろうと相当期待していました。

こんな短時間にこれほど一喜一憂させられるなんて…観ている側にとっても一生忘れられない試合になりました。

さて、今大会の試合を観ながら、自然と競馬と重ね合わせて観ている自分がいました。

敗戦後の西野監督のインタビューで、「(ベルギー代表を)追い詰めましたけど、何がたりないんでしょうね…。」と言葉を絞りだした瞬間に、あるレース後のある方のコメントを思い出しました。

それは、凱旋門賞にキズナで挑戦した武豊騎手の言葉でした。

「扉は見えているし、鍵もかかっていない。」

実際に全力でトライした方々の重い言葉は重く率直な言葉だと思います。

当時、オルフェーヴルも同レースに挑戦していましたが、日本人としてとても誇らしく思ったの同時に、悔しい気持ちが強かったのを思い出しました。

また、上から目線のつもりは全くないですし、失礼かもしれませんが、2点を先制してから追いつかれた直後と終了間際に逆転された時に映し出された選手達の顔がとても良く、

「やってやるぞ!」と、真剣勝負しているアスリートの気持ちに感動しました。

競馬でもパドックで、いつもと顔つきが違うな、いい顔しているなと感じた馬がその通り結果を出す姿を見てきてるので、

ここぞという時に全身全霊をかけて勝負する瞬間を、見ている側が共通してとらえることができると感じました。

 

コンディションを整えるためには、それ以前に健康体である必要がある

 

さて、他にもいろいろ考えながら観ていましたが、一番重要だと感じたことは、新聞・テレビなどで毎日目に耳にしていた‟コンディション”です。

大会期間中にいかに良い状態をキープできるかということです。

試合前から、コンディションの良い選手を試合に使うと、各国の監督のほとんどが答えていました。

各々の選手はワールドカップを目標にしていて、体調・コンディションの状態の標準をこの期間に合わせてきているはずです。

にもかかわらず、僅かな差が大きな結果として表れるものかと改めて感じさせられました。

しかし、それは競馬でもあることです。

あるレースを目標に調教している馬が、なかなか人間が理想としている良い状態に仕上がらなかったり、直前にケガをしてしまったり…。

レースを回避して、もう一度目標を定め直すというのは管理する側にとっては決して簡単なことではないですし、馬主にとってはなんとももどかしいものです。

相手は生き物なので絶対はない世界なのですが、所有馬には1回でも多くレースに出走して頑張ってもらいたいと皆さん思っているはずです。

全てのレースを完璧なコンディションで走るということは正直難しいのですが、それでも年間を通して良い体調を維持してレースに出てくれることこの上ないですよね。

では、どういった馬が皆さんの期待に応えてくれるのでしょうか?

 

ポイント

・しっかりと食べることができ、適度に運動することができ、蹄が丈夫な馬

 

以前から、しっかりと食べることができること、そして牧場時代からの運動の必要性を解説してきました。

生まれながらに適度な運動ができる環境で育ち、しっかりと食べることのできる馬は身体も立派に成長しやすく、騎乗馴致、そして調教に耐えうる強さを持っています。

さて、この2点にプラスしてもう一つ紹介したいのが蹄の丈夫さについてです。

たとえアスリートとして理想的なコンフォメーションをしていて、身体能力が高くても、脚先が弱かったり難があると順調にレースに出走できません。

順調に調教ができないのですし、レース間隔が空く傾向があります。

そして、意外にも蹄が弱い馬はいます。

健康な馬の蹄はピカピカしていて光沢があり、たくさん運動していて食欲旺盛な健康体質の馬に表れています。

体調の良し悪しは蹄にも表れるのです。

蹄油を塗っていると分かりにくいのですが、一口馬主クラブのツアーなどで蹄もよく見てみると良いと思います。

そして、蹄の丈夫さについてですが、判断するポイントがあります。

蹄に蹄冠という生え際の部分(上の写真で指さしている部分)があるのですが、そこがポコッと盛り上がっていると丈夫だと言われています。

1歳馬の時点で、上記(ポイント)の3点がしっかり整っていれば、思わぬ故障や事故がない限り競走馬として馬生を全うできる可能性は広がると私は思っています。

絶対はない世界ですが、順調にレースに出走している傾向があります。