胸が厚過ぎても狭すぎてもダメ!

少し間が空いてしまいましたが、前編に引き続き正面から見た場合の評価について解説していきます。

前回、‟胸が狭くて深い馬”を推奨しました。

実物の写真を載せましたが、もう少し掘り下げて解説していきます。

早速下の図をご覧ください。(いつもの私の手書きですが、ご了承ください!)

4頭それぞれ特徴があります。

私が推奨した形は、Aの馬です。

(上写真:Aの実物の形です)

そして、この形を標準として3頭を比較すると、

Bの馬は、やや厚くて胸の深さが浅いのです。

身体が小さいので、一見Aの馬と同じように見えるかもしれません。

Cの馬は胸が厚い典型的な形をしており、足が短く見えます。

Dの馬は、逆に胸が非常に狭い(狭すぎる)です。

前回の中で、胸が厚い馬は動きのスムーズさに欠けるとお話しましたが、

胸がとても狭い馬は肩の発達が乏しく、後々その部分の力に欠けることが予想されます。

体重を運ぶ馬の能力は、身体の前部の幅によって影響を受けます。

胸幅を見極めるには、何度もいろんな馬の実物もしくは写真を見る必要があると思います。

実のところ、私も最初からすぐに『浅い、深い、厚い、狭い』がわかったわけではありませんでした。

少しでも多くの馬を見て、今ではパッと見た時に判断できるようになりましたが、始めの頃はそう簡単なことではないかと思います。

それは、「胸の幅がどこからどこまでだろう…?」と、見慣れないからではないでしょうか。

そんな時、上の図のように両前脚と胸の下端の幅や形を覚えておいたら、胸の幅に関しては評価しやすくなるかと思います。