腰からお尻までのトップラインに注目

 

前回の「一流馬に備わる強い腰 ~1歳の時点でどう見抜くか~」の中で、腰は短い方が強いこと解説しました。

腰領域には筋肉が密集しており、横のアングルから見た時に最後の肋骨からお尻(臀部)の一番高い場所までの背のラインはなだらかに上昇するように見えます。

その間にくぼみやそのラインがスムーズに上昇していないようには通常見えないものです。

こちらはキレイでなだらかな背のラインしています。

腰も短く、丈夫さが伺えます。

それに対してこちらですが、お尻の手前に僅かですがくぼみがあります。

要注意です!

最後の肋骨と臀部の位置の角度が大きい場合に、多くみられる傾向があります。

腰が長い場合、もしくは弱い馬でこういった外観に表れます。

多くはありませんが、毎年、セリ市でもクラブ募集馬でも見かけます。

競馬週刊誌Gallopの「誌上パドック」や同じく競馬ブックの「PHOTOパドック馬体チェック」において、翌週の重賞などのメインレースに出走する馬達の馬体が見れます。

ここに載っているのは、上級のクラスで走っている馬達であり、背のラインに注目しても上記のような注意すべき馬はほぼいません。

ですので、デビューする前の馬達のカタログ写真を見ることをお勧めします。

将来のGⅠ馬も未勝利馬もいますから、それぞれの違いがわかりやすいはずです。

 

短い腰は長い腰の馬より背中が疲れることなく長い競走馬人生を送ることができます。

1頭の馬を所有したら、数年という比較的長い付き合いになるので、

丈夫で、少しでも多くのレースを走れる強い馬を選びましょう。