重度のX脚は慎重に評価するべき

 

X脚とは、両膝が内側に彎曲した状態で、

左右の膝の内側をそろえても、

人間では左右の内くるぶしが接しないものをいいます。

 

 

写真をご覧の通り、

上腕骨の中心から下肢にひいた赤線に注目すると、

前膝が内側にあり、Xの形に見えます。

前回解説したO脚とは逆の構造になります。

 

ポイント

・前膝関節、靭帯の損傷の傾向が高まる

・軽度は気にする必要なし

 

O脚と同じく、体重の負荷がアンバランスに下肢にかかることになります。

それは、膝の関節そして下肢の靭帯に負担をかけることにつながり、

故障発症の可能性は高まってしまいます。

軽度のものはあまり気にする必要はありませんが、

重度のものは、他のコンフォメーションの評価をふまえ、

馬を選ぶ時には慎重に考えるべきです。

程度を知るためには、少しでも多くの馬を見ることをお勧めします。

また、これら下肢のコンフォメーションは、

親から子に遺伝することが少なくなく、これほど似るか!?と思わせられることがあります

親が現役時代に前足の故障に悩まされれていた場合は、

前膝のコンフォメーションの影響も考慮し、

産駒の形はどうなのか注意して見ると良いでしょう。