故障する場所として一番多い…

 

走る馬を見つけることと同様に大事なのは、

怪我をしない健全な馬を見出すこです。

後者の方が難しいかもしれないと、毎日馬に携わる者として感じています。

前回までに、疾走する際にどの部分よりも前肢に負担がかかるということを解説してきました。

そして、その前肢の中で最も骨折が多いのが前膝(=腕節)の骨です。

j競馬歴が数年以上ある方は、新聞やニュースなどで、

「○○骨骨折が判明」と目にしたり耳にしたことはあるのではないでしょうか。

膝が丈夫でなければ、過酷な競争生活には耐えられません。

 

 

大きくて硬いのが理想

 

前膝は、橈骨と中手骨の間に基本的に6つの小さな骨で構成されています。

橈骨手根骨、中間手根骨、尺骨手根骨、および第2、第3および第4の手根骨(第1の手根骨は時には欠けています)です。

それぞれの骨に関しての詳しい説明はここでは省きますが、

これらの骨が2列で構成されています。

横方向の動きができないので、肘と一緒に連動して動きます。

この二つの関節が真っ直ぐに動かなければなりません。

着地時に体重を支えるクッションになり、

踏み込む時も同様にその力を前へ伝える部位として相当な負担がかかります。

耐えうるには、膝が大きく硬いことが重要です。

太い骨の方が細くてキャシャな骨よりも丈夫であることは明白です。

さらに‟硬い”という質の違いも大いに影響します。

これは1頭でも多く数を見ることでわかるようになります。

次回からさらに詳しく解説していきます!