正面からも見ると、違いがハッキリわかる

 

前回の項で、競走馬として息の長い活躍をするには、

故障することなく無事に走り続けることが大事であり、

その中で故障発生の最も多い場所である前膝(=前腕)が大きく硬いことが理想とお伝えしました。

しかし、言葉から意味は理解できても、

馬それぞれでそんなに膝の大きさに違いはあるのだろうか??…と、

思った方も少なくないかもしれません。

そこで今回は、実際に1歳馬の写真を見ながら解説していきます。

実は、この部分の違いを評価するには、一つコツがあります。

それは、正面から見るということです。

これまでも真横からのアングルのみではなく、正面からの評価も重要であることはお伝えしてきました。

今回の膝に関しても、

横から見るだけでは、なかなか難しいです。

下の3頭の写真をご覧ください。

 

 

B

 

C

 

まず、前膝が大きいということは、

太い骨で構成されているということであり、

細くてキャシャな骨よりも丈夫であることは明らかです。

上の3頭の中で、理想的なのはCです。

AとBは小さく、疾走時には1本の肢にかかるこれだけの体重を支えるパーツとして、

頼りない印象を受けます。

また、AとBがメリハリなくモヤモヤして軽石のように見えるのに対して、

Cはメリハリがあり、密度が高く岩のように見えます。

ここから骨の質(=硬さ)を評価します。

実際に、大きくても軽石のように頼りない骨もあります。

大きさ、質の両点からもCが理想と言えます。

3頭を見比べれば、その差がよくわかると思います。

また、膝を伸ばす、そして屈曲させる役割のある腱が、

それぞれ骨に付随して前方・後方を走行していますが、

これらに焦点を当てても、

ともに構成されている膝が大きく、丈夫であることが動きをスムーズにさせるという点で理想です。

横から見ただけではわからない違いも、

正面から見ることで想像以上の差異を見て取れます。

馬の骨格全体の骨量を診断する部位として評価される一つの場所であり、

実際に実馬を見る際には、チェックすべき部分です!

 

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