親の長所を受け継いでいるのは大きなアドバンテージ

 

グリーンファームの募集カタログが手元に届きました。

募集頭数はそこまで多くはないものの、

エリザベス女王杯を制したクイーンスプマンテや、

近年ではマキシマムドパリが重賞2勝するなど、

大一番での強さを感じさせるクラブです。

 

馬体のチェックをしましたが、牝馬の良さが目立ちます。

コンフォメーションにおいて、父馬の長所を受け継いでいる馬がいます。

種牡馬は実際に競走において実績を残しているので、

能力の根源である馬体の長所が遺伝されているというのは大きなアドバンテージになります。

遺伝の理論上は、父馬と母馬からそれぞれ50%の形質が仔馬に伝わるのですが、

どちらかに似るというのは意外にも多くはありません。

そして、どちらにも似ていないということも少なくありません。

生産現場で働いている者の経験上のお話ですが、

それほど親に似る子供が誕生するということは、

なかなか難しいものなのです。

こちらは交配する時点から仔馬のイメージをして、

期待しているのですが。

ですから、遺伝力のある種牡馬は少しでも自分の特徴を伝え、

結果を出します。

以前、「一口馬主では牝馬を買え!!」の項で、

牝馬におけるオススメポイントを解説しましたが、

牝馬で良いと思う馬がいたら、迷わず出資するべきだと考えます。

今年度のグリーンファームの募集馬18頭のうち15頭の父馬は日本で走っています。

父馬の同時期の時点での馬体のコンフォメーションなども馬によっては比較できるので、

実際にやってみるとすごく勉強になります。

父馬がクラブ募集馬であれば、同じ1歳時点での馬体の写真が場合によってはネットで見れます。

また、日本ですでに何世代か産駒が走っている種牡馬もおり、

どのような特徴を持つ子供が走り、逆に走らない傾向があるかなど、

コンフォメーションを見ていくと、いろんなヒントが隠されています。