現2歳世代がヴィンテージクロップ(黄金世代)となりえるか!?

 

先日、新種牡馬のジャスタウェイが好スタートをきったことをお伝えしました。

先週末の時点(2018年7月29日)で、産駒の2歳馬勝馬の頭数でロードカナロアがトップの8頭と2世代目もスタートダッシュをきめ、安定的な活躍が期待されます。

次位につけているのが、5勝のダイワメジャーとヴィクトワールピサです。

ヴィクトワールピサにとって現2歳の産駒が4世代目ですが、例年とは一味違う印象があります。

下の表をご覧ください。

 

種付け年度 種付け頭数 出走頭数 勝馬頭数 2歳勝馬頭数
2012 150 87 34 15
2013 149 85 30 14
2014 132 74 20
2015 163 16

現2歳世代は、1世代目がデビューする年に種付けされた産駒であり、最も種付け頭数が高かったことがわかります。

デビューする前から、1世代・2世代目の産駒の評価が高く、生産者に期待されて花婿が集まったことがうかがえます。

産駒の活躍が目覚ましくなると、種付け料が上がり、先行投資である生産者にとって経済的にも厳しくなることもあり、それ以降に種付けするのが難しくなることも少なくありません。

ですから、期待できそうな種牡馬は産駒がデビューする直前に種付けが集中することがありますし、逆の場合に種付け頭数が減少することも珍しくありません。

これまでの3世代の産駒たちは、それぞれの世代で勝ち馬の約半数が2歳の時点で勝利を挙げています。

また、桜花賞勝ち馬のジュエラーを筆頭に、国内外で4頭の重賞勝ち馬を送り出しています。

もともと仕上がりの遅い馬ではなさそうですが、現2歳世代の先週末時点での勝率が31%ですし、例年より勝ち上がるペースが早く、人間側が本馬の産駒の育て方、仕上げ方を熟知してきているとも考えられます。

これから出てくる産駒たちもさらに楽しみです。

そして、現在一口馬主の募集が始まっており、皆さん塾考しながら毎日馬選びを楽しんでおられると思います。

ざっと見たところ、全体的に例年よりもヴィクトワールピサの産駒の募集馬が少ない印象です。

現2歳が活躍した場合、来年同馬の産駒の評価が上がり、募集価格も上がる可能性があります。

ロードカナロアなどの1世代目から台風の目のごとく成功する種牡馬もいれば、数世代がデビューしたころから全体の成績が上がる種牡馬もいます。

最近の例では、ハービンジャーです。

ヴィクトワールピサの産駒は現2歳だけではなく、上の世代もここ最近走り始めていますので、注目の種牡馬の1頭と言えるでしょう。

もし、良い馬がいて、それがヴィクトワールピサの子であれば、面白いかもしれません!