管理馬のなかで一番素晴らしかった

 

4/15発行の週間雑誌『競馬ブック』で、見逃せない記事があったのでここで紹介します。

藤村和彦のインタビュールームというコラムの中で、

JRAGI/JpnIを10勝をしている藤原英昭調教師が登場しているのですが、

なんと……

これまで管理していた馬の中で、

「能力、乗り味とも一番でしたね。」と、

シルバーステートを挙げているのです。

JRA重賞を50勝している調教師が重賞勝ちのない馬を挙げていることに驚きましたが、

福永祐一騎手がデビュー前の調教で乗ったときに「ダービーを狙える馬が出てきた」と絶賛し、

その後「これまでに乗ってきた馬の中で一番強い。」と話していたことを思い出し、

相当な能力を兼ね備えていた馬であり、

関係者一同そこまで言う馬はなかなかいないので無事にいっていたら…と同時に思ってしまいます。

無事にいっていたら…というのは、

本馬は二度の浅屈腱炎を発症し、競馬で全能力を発揮できずに引退したからです。

両前肢に発症しているのです。

ここ最近、前肢の健全性について本ブログ内で解説していますが、

それだけ能力があったとしても健全性とのバランスがどれだけ難しいか本馬からも学べます。

 

 

生産地でも大人気

 

昨年から種牡馬として第二の人生を送っており、

初年度は191頭と多くの繁殖牝馬と交配しています。

生産者もその能力に期待していることがわかります。

私達一口馬主にとって、産駒数が多く、その中から選べるというのは理想的なことです。

種牡馬として高い運動能力を伝えるてくれることに期待する一方で、

父親が脚元に不安を抱えていた馬の産駒には、

特に足元のコンフォメーションの診断は要チェックです!

なぜなら、良い部分も伝わりますが、それ以上にアスリートとして難点とも言える部分も遺伝しやすいからです。

親子で浅屈腱炎になったり、喘鳴症(ノド鳴りとも言います)もしかりです。

来年、本馬の産駒が1歳になり、クラブ募集馬として登場してくると思うので、

このブログの記事が皆さんにとって少しでも役に立ち、

健康な馬を選ぶきっかけになれたら幸いです。