正常なものを見て、異常なものがわかる

 

これまでに歩様に関して解説したことがあります。

歩いている時点で、前肢がしっかりと前に出ている馬が理想的とお伝えしてきましたが、

言葉で伝えるのは簡単です。

そして、実際に見てみなければ分からない、

違うように解釈していたと後になって感じることも少なくないのではないでしょうか。

そこで今回は実際の1歳馬の歩様の動画を見ていただくことによって、

少しでも理解していただけたらと思います。

獣医師である私は普段馬の診療も行っているのですが、

そこで一番重要なことは「診断」することです。

おそらく多くの人が「治療」することが医者にとって一番大事なこととイメージすると思いますが、

実はそれ以前に原因、すなわち何が正常ではないかを見極める診断力が大事です。

そこで検討違いの判断を下せば、その後の治療も全く意味のないものになってしまいます。

少し話がズレてしまいましたが、そういった“何かがおかしい”ものがわかるには、

正常なものを知っていなければなりません

何より重要なことなのです。

ですから、皆さんが出資馬を選ぶ際に牧場で馬を見る時に、

馬の歩様をチェックすると思いますが、

正常な歩様と何か問題点がある歩様を見極めるのは、

前者を知っておく必要があります。

 

中央競馬のパドックではわからない

 

出走前のパドックで歩様を見て勉強しようと思う方がいると思います。

ここでは歩様が乱れている馬はいないので(跛行していたら出走取り消しになります)、

正常な歩様を見ることは確かにできます。

しかし、競馬場に入った馬達は気が入っており、

意外とシャキッと歩く馬が多く、なかなか自然体のものを観れるとは限りません。

牧場つまり見学ツアーでの1歳馬の歩様とはじゃっかん違うのです。

 

1歳馬の実際の歩様をみるのが一番

 

そこで、今回3本の動画をここでお見せしますので、

じっくり見て目に焼き付けてください。

横から見た場合が前肢の動き、特に出かたがわかりやすいので全てその方向からにしています。

 

 

前肢がしっかり前に出ていることがわかります。

 

 

こちらは少し長めの動画です。

最初の動画が短くてわかりにくいと思った方はこちらをじっくりとご覧ください。

 

 

こちらは上の動画2つとは異なり、注意が必要な歩様の馬を示しています。

何がおかしいわかりますか?

両前肢に注目してください。

まずは先入観なしに見てください。

観る前に答えを知ったら、とてももったいないので自分で考えて見てください。

回答は最後にお伝えします。

 

見学ツアーなどでさこの最後の動画の馬の歩様をした馬を見つけたら、

それが一時的な歩様(たまにその日にケガをして気にして歩いている馬もいます)なのか、

何か原因があってそういった歩きになっているのか、

もともとそういう歩様の馬なのか…

確認する必要があります。

一時的な歩様であれば良いのですが、

もともとこういう歩様の馬であればまず私は選びません。

 

 

さて、最後の動画の馬の歩様ですが、

左右の前肢の歩幅が違うことがわかりますか?

右はしっかり前に出て踏み込んでいるのですが、

左が歩幅が狭く、何か痛いのかしっかり踏み込んでおらず、

リズミカルに歩けていません。

後々、正常な肢の方に負担がかかってくるので良いとは言えません。

最初の2つの動画と見比べたらわかりやすいかと思います。

 

次回以降に正面から見た場合の歩様の見方について解説していきますので、

楽しみにしていてください!

 

 

 

最後に、競馬を楽しみながら、勝つことは可能です。

ご紹介します。

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